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プログラムに関する問い合わせ先
〒860-8555
熊本市黒髪2-39-1
熊本大学大学院
自然科学研究科
地球環境科学
横瀬久芳
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 ひらめき☆ときめきサイエンス in 熊本大学 （整理番号： ＨＴ20151) 実施担当教員 横瀬久芳
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皆さんは知っていますか？
地球上の火山噴火の約７割は、海底で起きています。私の研究対象はこのような深海底で活動している火山達なのです.
このプログラムでは、最新技術で得られた深海底の映像を紹介すると共に海底噴火が起こるとどうなるのかを学びます。そして、海と火山が密接にかかわった巨大津波災害跡（島原大変−肥後迷惑）や熊本にも存在する噴火湾を現地観察します。さあ、教室を飛び出して、見慣れた風景から地球の息吹を感じ取ろう。
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プログラムの概略
| 実施内容 |
記 |
備考 |
| 開催日 |
２００８年７月２７日（日曜日） |
８：３０（熊大集合）〜１７：３０（熊大解散） |
| プログラム内容 |
講習会＋実地観察会 |
詳しくはこちらをどうぞ |
| 開催場所 |
熊本大学・上天草市 |
詳しくはこちらをどうぞ |
| 募集内容 |
約３０名 |
中学校・高等学校の生徒 |
| 参加費（昼食込） |
無料 |
お昼のお弁当も主催者側で用意いたします.
なお、アレルギーのある方は、ご自分でご用意願います。 |
| 集合時間および集合場所 |
８：３０ |
熊本大学理学部正面玄関前 |
| 応募締め切り |
７月１４日 |
詳しくはこちらをご確認ください |
| 連絡先 |
熊本大学横瀬研究室 |
メイルにて受け付けます |
おもなメニュー
私たちは、しばしば見えるものだけに目を奪われてしまいます。海も目に見えますから、なんとなくすべてが見えているように錯覚しがちです。しかし、まったく濁りのない海水であっても視界の届く範囲は、極めて限られています。そのため、海底は今もなお不思議に充ち溢れた存在です。近年の海洋技術の進歩と海洋学者の並々ならぬ努力の末、海洋底の様子が少しずつ理解されてきました。
私達の住む日本は、周囲を海に囲まれており、多かれ少なかれ海と係わり合いながら生活をしています。近年の環境解析においても、海は重要なキーワードとなっています。どのような技術を使って深海底の不思議に挑戦しているのかを映像を交えて解説します. |
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| ２００年前に熊本を襲った巨大津波：”島原大変−肥後迷惑” |
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1990年、長い沈黙を破って、雲仙普賢岳が噴火活動を開始したのは記憶に新しいところです。約２００年前にも同じような噴火が雲仙火山で起こり、その時の地震で眉山が崩壊しました。崩壊によって発生した、大量の土砂は有明海に突入しました。この巨大崩落に伴って発生した津波が対岸である肥後の国を襲い、我が国の火山災害史上最悪（死者 約１５０００人）の津波災害をもたらしました。津波の原因は、地震だけではないのです。
三角町大田尾では、海岸から約２０ｍほど登った処に、津波境が置いてあり、津波災害の凄さが偲ばれます。当日は、長年”島原大変―肥後迷惑”を研究されてきた、堀川治城先生をお迎えして、講演および現地観察会を行います。 |
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風光明媚な天草の島々。阿蘇火山や雲仙普賢岳とは対照的に、のどかな島々によって構成されているように見えます。しかし、上天草市大矢野島は、３００〜１００万年前には、立派な火山島だったのです。高温のマグマが地下深部で海水や地下水と出会うとで発生する、爆発的な噴火（マグマ水蒸気爆発）の産物を数多く観察する事ができます。
マグマ水蒸気爆発の起った地域の多くは、有名な観光地が沢山あります。噴出物があまり堆積しない地域（マール）としては、伊豆大島の波浮港やハワイオアフ島のハナウマ湾を挙げることができます。そうですね、天草の白涛海岸や串港がそれにあたります。また、堆積物を沢山出すような噴火では、ハワイのオアフ島にあるダイヤモンドヘッドやココヘッド、あるいは、韓国の済州島にある城山日出峰などが有名です。今回の訪れる弓ヶ浜では、天草版ダイヤモンドヘッドの名残を観察することができます。 |
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