ギャラリー
第1回 はじめに
熊本県には、含よう素泉を除く10種類中9種類の療養泉が存在します。しかも、それらの温泉は、熊本市を中心に半径80㎞圏内に収まる温泉天国です。
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第2回 温泉の基礎(分類・起源)
温泉の社会的な記載方法は、温泉法と鉱泉分析法指針で人為的に規定されています。では、自然科学的に温泉の多様性は、どのように説明されているのでしょう。
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第3回 硫黄に関連する温泉
温泉地に行くと、硫黄(湯泡)の匂いで喜ぶ人が沢山います。温泉に付き物の硫黄には6種類の化学種があり、それぞれが温泉にバリエーションをもたらします。
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第4回 塩素イオンが多い温泉
塩化物泉には、昔の海水が原料となっている鉱泉と山中に存在する高温(時には沸騰泉)の温泉の二種類があります。山のしょっぱい温泉は、どうやってできたのでしょう?
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第5回 二酸化炭素と温泉の関係
熊本には、遊離炭酸ガス1941ppmの冷鉱泉や炭酸水素イオンを4194ppm含有する温泉まで存在します。高濃度のCO2はどこから来たのでしょう。
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第6回 個性豊かな単純温泉
熊本県の単純温泉には、全国的には珍しいpH9.5を超すものが沢山あります。しかも、放射能泉や硫黄泉などの療養泉や褐色のモール泉も含まれます。とにかく複雑です。
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第7回 温泉との付き合い方
泉質による効能は、万人に等しく存在するはずもなく。湯使い次第では、害にもなるかもしれません。自己体調と泉質のマッチングは効能を最大限に引き出す魔法の知識! 第7回のpdf
第8回 まとめ
温泉は、自然現象の微妙なバランスで生み出された大地の恵みです。そんな大切な恵みが肥後にはぎょうさんあっとですよ。肥後の名湯を賢く利用して守っていくことが今後ますます重要だと思います。
informationお知らせ
★熊本日日新聞一筆にて毎週火曜日(2022年4月5日~6月28日)に13回連載
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肥後の温泉科学(熊本大学の教養教育 肥後熊本学ーWEB Pamphlet)
★#32 トンガ海底火山大噴火 海洋火山学者に聞く(読売新聞オンライン調研RADIO:ポッドキャスト:2022年1月28日)
★【動画と音声解説】トンガ海底火山 衛星が捉えた噴火の映像からわかること(読売オンライン・調査研究 取材:2022年1月28日公開)
★トカラ列島近海群発地震 海底で何が起きているのか(読売オンライン・調査研究 取材)(2021年12月14日公開) ★熊本地震の発生メカニズムを徹底検証 内陸型地震の発生予測は論理的に可能(読売新聞調査研究に寄稿)(2021年4月14日)
★トカラ列島群発地震に関する資料(トカラ列島の地質学的バックグラウンド)(海底火山活動の最前線)(2021年4月13日)
★明石家さんまのホンマでっかTVに海洋学評論家として出演しちゃいました。(関連資料1、 関連資料2、関連資料3)(2020年8月30日)
★肥後の温泉科学: 2020年度肥後熊本学で開講いたします。
★はじめて学ぶ海洋学 ミラーサイト(oceanography.sx3.jp/lecture/B1.html)。2020年2月28日
★ NHK名作選 見逃しなつかし で『ジパングの海』のダイジェスト版(3分)が観れます。(2016年2月2日)
★ ”出前授業”をはじめました! 御希望の方はクリックで詳細情報を (2016年3月20日)。
テーマ1:ポイ捨てが引き起こす海洋汚染(マイクロプラスチック問題)
テーマ2:深海魚はどうしてあのような形になったのか?
★ 教科書【はじめて学ぶ海洋学】は お近くの図書館(全国1000箇所以上)でご覧になれます。
- 2021年8月23日
- 湯巡り実践編を拡充(熊本1~3,大分、九州北部、九州南部、九州以外)
- 2020年2月27日
- 七回分の講義ビューアーを貼り付けました(一部未完成)。
- 学内からのアクセス URL
- 学外からのアクセス URL
- 学外からのアクセス(ミラーサイト)URL
- 2020年1月31日
- 受講生への情報提供を考えてHPを立ち上げました。
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熊本大学大学院先端科学
海洋火山学 横瀬 久芳
〒860-8555
熊本市中央区黒髪2-39-1
熊本大学理学部
e-mail:yokose@kumamoto-u.ac.jp
最終更新日 2024.4.03